水たまり

  • 2008/04/15(火) 18:49:48

空は晴れているのに、
目の前には水たまり。

降雨の余韻。
憂鬱の余情。

前を向いて歩き出しているのに、
片袖を何かが引いて半ば重い。

晴れの日の水たまりは、そんな風情。

晴れて浮かれてスキップかまして、
気付けば はまっちゃってんの。

でも、そんな時は敢えて水たまりで遊びたい。

小学生が帰り道、明日の靴の都合など考えずに、
水たまりでビチャビチャするように。

靴が水浸しで気持ち悪い?
いや、楽しいから遊ぶだけ。
家までの残りの道のりは考えない。
もはや、気持ち悪いが気持ちいい。

明日にはなくなっちまうから。

水たまりは儚い。
たいてい疎まれ、
その内、消えてなくなるから。

取り残されたアメンボ。
消滅を知らずに産卵するシオカラトンボ。
狂うミジンコ。

儚いからこそ、ドラマがある。
今度ここで世界記録出してくんないかなぁ、北島康介。

晴れて浮かれてスキップかまして、
気付けば はまる水たまり。

まぁいいじゃん、一回くらい はまっても。