奈緒子
- 2008/03/12(水) 23:05:42
今、僕にとって“いいもの”。
いくつかあるけど、その一つが
『奈緒子』
(リンク先は音声ありなのでご注意あれ)
これ、中原裕(なかはら ゆう)作のコミックで、
実は、何年か前に連載が終わっているもの。
珍しく陸上(主に駅伝)
を題材にしたもの。
以前ある青年雑誌を立ち読みしてて、
「やけにストイックなマンガあるなぁ。
陸上が題材か。珍しいっ。」
と思ったことがあったが、それが今思えば、この『奈緒子』だった。
んで、読んでみたのはつい最近。
きっかけは、同作家が現在スピリッツに連載している『ラストイニング』が気に入っていたから。
(この作品についてはここでは触れないでおく)
読んでみると、
・・・ポパイ(レンタルCD/コミック店)の立ち読みで泣いてしまった。
はい、はい、どうせまた泣きましたよ。
ことあるごとに泣いてるよ、俺。
“公春の聖書”と位置付けている曽田正人作の『シャカリキ!』というコミックが先入観としてあったせいか、
読み進めていくと、陸上ばかりを描いている作品ではないことにギャップを覚えたけど、
徐々に入り込んでいき、その内、ゴイゴイ読めちゃう。
連載当初のストーリーは、描き切れていないところだったり、
描く的が絞れていないような物足りなさを感じる箇所も正直多少はあった。
でも、これ、さわやかで、とってもいい作品。
登場人物がそれぞれに取り返しようのないような何かを抱えつつ、
それと葛藤しながら主人公が吹かせる疾風(かぜ)に想いを馳せる。
この物語の発端が発端だけに、一層切なく、・・・切なく。
いい。
ここまで書いておいてナンだけど、まだ読み途中。
だから今後、感想は変わってくるかもしれない。
でも、映画化されるような題材や多くのエッセンスが内包されていることは事実。
この先も泣きながら読み進めていくことができるだろう。
あぁ、映画、観に行きたい。
え?いつ行けるん?
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